単身赴任始まり
転勤族の身でありながら、子供たちの転校、嫁様への負担等々思い悩み、一大決心をして、住宅ローンを組み、建てた家族のためのマイホーム、家族と離れるのは勿論、経済的にも単身赴任をする余裕などはありません。
「出世なんか望まない」と豪語する私・・・会社は聞く耳を持ちません。
嫌がらせかと思うような転勤にも片道2時間30分をかけて、9年間通勤!退職まで両手の指で折れる歳になった。
ところがところが、給料は下がる一方、遂に恐れていたリストラの危機!
万事窮すか・・・自棄のやけくそで中間管理職試験を受けると・・・何をどう間違えたか合格・・・しまった・・・偉い事になった・・・
まもなく発令された辞令は、単身赴任を伴う転勤命令・・・
子供の進学、年老いた両親の面倒、二重生活のお金、見知らぬ土地での仕事・・・不安な事が山の様にありました。
でも、今更格好良く「辞めます!」という事もできない。
辞めたら最後、家族を養うための、再就職に世間は甘くない。
愛する家族を残し、心とは裏腹に単身赴任を決意し「俺には、一人でやりたいことが沢山ある!」と宣言・・・
もう、単身赴任するしかない!
辞令の出た日からは、慌ただしく単身赴任の準備・・・余りにも時間的余裕がなく・・・赴任日を迎え、愛車に、寝袋、コッフェル、バーナー・・・て、まるでキャンプに行くような荷物を取りあえず積み込み、いざ出発!となりました。
さてさて、二十数年ぶりの一人暮らしは・・・どうなることやら・・・ケセラセラと始まりました。
本当に、ドタバタと慌ただしく始まった単身赴任ですが、後から考えれば事前にもう少ししっかり準備すれば良かったと思いました。
こうすれば良かったかなと思ったことを、単身赴任準備として書いていますので、よろしければお読み下さい。